永観堂の青もみじ

ニコンAF-P DX NIKKOR 10-20mmで撮る永観堂の青もみじ

いつもの「D500で撮る」ではなく、今日はタイトルだけ「NIKKOR 10-20mmで撮る」でございます(^^)

発売から1ヶ月が経ったNikonの新レンズ「AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR」。

せっかく買ったのになかなか使えなくてもどかしい日々を過ごしていましたが、先日久々にこのレンズで写真を撮ってきました!
今日はその様子を紹介しつつ、このレンズへの印象を改めてまとめてみます。

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京都の税理士びとう
京都市左京区下鴨を拠点に活動する税理士です。
出身も左京区で、2年ほど大阪に住んでいた時期を除くとずーっと京都在住。
好きなコトやモノへのこだわりが強く、そんなこだわりを写真というフィルターを通じて表現するのを楽しんでいます。
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左京区岡崎にある紅葉の名所です

今回撮ってきた場所は左京区の南東にある永観堂です。
正式名称は「禅林寺」というそうで、近くにある哲学の道や南禅寺と並んで、紅葉の名所として大変有名なお寺です。
その時期にはこちらにももの凄い数の観光客が押し寄せます。

【永観堂禅林寺】
住所:〒606-8445 京都府京都市左京区永観堂町48
拝観時間:午前9時〜午後5時(受付は午後4時で終了)
拝観料:一般600円(団体500円) 小・中・高生400円(団体350円)

超有名どころにはあまり行かない京都市民な私自身、実は永観堂には初潜入です。

なぜ今になって、しかも紅葉のコの字も無いこの時期に行ったかといえば、
先週、ここのすぐ南にある某中学校に仕事で来ていたから。

「せっかくここまで来たんやし、ついでに永観堂にも寄って写真撮って帰ろ(^^)」
てな感じでフラっと寄ってきました。

新レンズの写りを試すことが一番の目的なので、今回も持参したレンズは「AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR」1本のみです。
(ボディはNikon D500で撮っています。)

超広角な絵ばっかりですが、いろいろ載せていきますね。

紅葉の時期は凄そう(←こればっかり)

総門をくぐって敷地内に入った直後の写真。
まだ拝観料は発生しないエリアですが、それでも既にいい感じの風景です。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO200, 1/400, F8
永観堂の総門をくぐった直後の青もみじ

行ったのがちょうどお昼時でメチャクチャ暑かっただけに、日陰が貴重でした(^^;

しばらく歩いたところで拝観料をお支払い。
ここがまた鮮やかな青(緑)!紅葉の時期はキレイでしょうね〜。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO200, 1/200, F8
永観堂の拝観入口の青もみじ

真正面に見えるのは釈迦堂への大玄関。その奥にかすかに多宝塔も写ってます。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO200, 1/640, F8
夏の永観堂

…この辺は正直暑すぎて「もうどんな構図でもええわ」と思って撮っていたのは内緒です(^^;

この後は大玄関から建物の中に入りましたが、撮影禁止の境界線がわからなかったので、今回建物の中では一切写真を撮っていません。
メチャクチャ写真映えする臥龍廊(がりゅうろう)も通りましたが、今回はグッとガマン…。
(Instagramではバンバン写真があがっているので撮って良かった場所なのかもしれませんが。)

というわけで、この後もひたすら外からの写真が続きます。暑いよー。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO200, 1/200, F8
夏の永観堂青もみじ

何度も言いますが、紅葉の時期はキレイでしょうね〜。
特にライトアップとか最高やろなぁ。人混み嫌いの私は来ませんが。

20mmの焦点距離から。
こうして撮ってみると、いつも使っている20mmレンズとの差(解放F値の限界)は正直感じます。
もっとバックがキレイにボケて欲しいかな。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 20mm, ISO200, 1/250, F5.6
夏の永観堂の青もみじ

やっぱこのレンズの一番オイシイところは10mmの焦点距離でしょ。
(ただし、やっぱり気になるのが四隅の歪み…。)
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO200, 1/80, F8
永観堂の青もみじ

ホント紅葉の時期は凄そう…。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO200, 1/250, F8
緑が鮮やかな永観堂の青もみじ

敷地の奥にある阿弥陀堂まで歩いてみました。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO200, 1/250, F8
永観堂・阿弥陀堂の青もみじ

一応接写も試してみたんですが、うん、フツー(笑
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 20mm, ISO200, 1/400, F5.6
青もみじ

Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 20mm, ISO200, 1/320, F5.6
石畳

サブレンズとしては使える!と改めて実感

以上、夏の青もみじが映える永観堂の屋外からの風景でした(^^

以下は新レンズ「AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR」の私なりの検証です。
買った日の試し撮りも含めて、新レンズを使って写真を撮るのはこれが3度目ですが、

3回撮ってみてハッキリと見えてきた私的「NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G」の印象は、

  • 焦点距離10mmとレンズの軽さは大きな魅力!
  • ただ、写りはやはり値段相応である
    (周囲の歪み、絞り解放時の周辺光量減、解放F値の暗さが気になる)

というわけで、メインのレンズとして使うのは正直厳しいけど、+αとしてならイイ!というのが結論です。

今回だって、このレンズの軽さがあったからこそ、仕事で重いパソコンを持って行くにも関わらず
「D500もついでに持って行こうかな」
と思えたわけですから。

あと、歪みとか周辺光量の低下なんかも、撮るシチュエーションさえ選べばむしろレンズの味になる部分なので、単純にデメリットだけとは言えない気もします。

【追記】
その後、ボディのファームウェアが更新されて、ボディの設定で周囲の歪みが修正できるようになりました。
歪みがなくなるとこのレンズの写りも大幅に上昇したような感じがして、イイですよ(^^
(↓詳しくは以下の記事をどうぞ)
関連記事ニコンAF-P DX NIKKOR 10-20mmは旅行のお供に最適なレンズ【作例&レビュー】

これからも、メイン機材と一緒にカバンにちょろっと忍ばせて、いろんな場所に連れて行ってあげたいレンズです。


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