今日、Nikonからニューレンズ3本が発売になりました。
そのうちの1つ、「AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR」をさっそく購入。
帰りには近所で試し撮りもしてきました〜。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO400, 1/400, F4.5
期待どおりのシロモノで、撮れる写真のバラエティー充実に貢献してくれそうです(^^
購入→すばやく開封の儀
このレンズの発売が発表されたのはちょうどひと月前のこと。
その時点からこのレンズには注目をし、発売を心待ちにしてきました。
過去記事Nikonから新レンズ3本の発売が発表。うち1本が凄く気になる…。
値段的に大きな期待は禁物かな、と思いつつも、
- 焦点距離10mm(35mm換算15mm)からという超広角レンズ
- 手ぶれ補正機構が付いている
- 「ステッピングモーター」なる良さげなAFも付いている
-
しかも小型で軽量
そんなレンズが実売価格4万円弱で買えるというのはなんとも魅力!
というわけで、スケジュールをしっかり空けて(笑)発売日早々、地元のヨドバシ京都に駆け込みました。
…が。よく見たら、POPの商品名が間違ってますがな。
24mmじゃなくて20mmでしょーが!ガルルルル…。
文字校にうるさい元出版会社(違)社員兼POPの表示にうるさい元スーパー店員としては見逃せないミスだったので、すかさず店員さんにもお伝えしておきました(^^;
ちなみに、ヨドバシ京都での販売価格は税込40,500円から13%ポイント還元で実質35,235円でした。
購入後はヨドバシ京都内の飲食店にて昼食を摂りながら早々に開封の儀を(笑
普段フィルターは付けない主義ですが、実物を見たらなんか要りそうな気がしたので今回はフィルターも購入しました。
(ただ、後半の試し撮りの際には着用していません。)
お値段だけあって、見た目のつくりはさすがにチープ。
レンズフードも付けたままカバンに入れていたら簡単に取れちゃう程度の強度。
ボディとの接点も「うーん」って感じです(^^;
愛機D500とドッキング。
ここでも20mmレンズを買った時のような高揚感は全くありません(^^;
ただ、チープなだけあって(って、何回言うんや(笑))レンズ自体の軽さは特筆モノです。
カメラを持っていたら、「かる〜〜!」という声が反射的に出てくるぐらい。
カバンに入れていてもそれを忘れるぐらいの重量は魅力です。
昼食後はさっそく試し撮りに。
事務所の近所にある京都府立植物園であじさいを撮ってきました!
京都府立植物園で試し撮り!
北門から入場した直後の景色。
10mm(35mm換算で15mm)の画角はさすがに広い!
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO400, 1/400, F4.5
20mmだとこんなに変わります。
今使っているレンズではここまでだったと考えると、まさに世界が広がる印象。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 20mm, ISO400, 1/400, F5.6
あじさい園に入って雨上がり後のあじさいをパチリ。
画角が広いのでわからないかもですが、これ、かなり寄って撮ってます。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO400, 1/400, F4.5
自分の影が映るぐらいに寄れます。
寄れるしボケも綺麗だし、結構イイかも。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO400, 1/800, F4.5
どこまで寄れるか試してみた写真。
写っている葉っぱがレンズフードに触れているぐらいに寄ってます。
下手したらレンズが触れちゃいそう。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO400, 1/400, F4.5
絞り開放でも解像度も特に問題は無さそう。
正直、周辺光量の低下が気になる時もありますが、それもレンズの味だと思えば。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO400, 1/1250, F4.5
きれいでんなー。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO400, 1/200, F4.5
ちょっとピント合わせに失敗した1枚…。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO400, 1/320, F4.5
いろんな種類のあじさいがありますね。
Nikon D500+DX NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6G, 10mm, ISO400, 1/500, F4.5
ニコン10-20mmのメリット・デメリットをまとめてみると?
などなど、ニューレンズの写りをさっそく楽しんできました!
今日は曇り空での撮影だったので、晴れていたり逆光だったりといった状況での写りがどうかという点についてはまだわかりませんが…。
以下、実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを列挙してみます。
作りがチープなのが唯一のデメリット
まずは唯一と言っていいデメリットから。
このレンズの唯一の弱点は、作りが値段相応なこと。
正直、店頭でレンズを見た瞬間に「あ、こんな感じなのね…。」と思いました(笑
ただ、外見が安っぽくても中身は素晴らしいですし、だからこそ、この小ささと軽さが実現したとも言えるわけで。
そう考えると、これもデメリットと考える必要はないのかも。
中身には全然影響無いですからね。
その後使っていて気になったデメリットが、周囲の歪みと絞り解放時の周辺光量減が目立つことです。
正直、作りだけじゃなく写りも値段相応なのかなー、と思う場面も(^^;
ただ、周囲の歪みに関してはボディの設定で修正できますし(↓詳しくは以下の記事をどうぞ)、光量減もレンズの味だと思えるレベルです。
関連記事ニコンAF-P DX NIKKOR 10-20mmは旅行のお供に最適なレンズ【作例&レビュー】
メリットは3点!
一方、今日感じたメリット(良いところ)は3点です。
- 写りは意外としっかりしているし、ボケもきれい。
- オートフォーカスが静か!全く音がしません!(ここは今持っているレンズの中でも最強!)
-
そしてやっぱり軽い!カバンに入れて持ち運ぶことも全く苦にならない。
結論としては、この重さ、大きさ、画角でこの値段はリーズナブルすぎる!ってことです(^^
特に強調したいのは、何度も言うけど軽さですね。
重くもなく、大きくもなく。
元々メインでの使用は想定していないレンズだけに、カバンの中に入っていても全く苦にならない重さとサイズは、それだけでも大いに価値があります。
しかも、それでいながら写りもしっかりしてますからね。
これがあったら昨日までの東京出張にもカメラを持って行こうと思っただろうなぁ…。
私のレンズラインナップの中でも確実に存在感を放っていってくれそうな1本。
これから使い込んでいくのが楽しみです(^^)
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