毎年8月16日は京都で五山送り火が行われます。
しかし。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、規模を大幅に縮小して行われることが昨日(6/27)発表されました。
行列や巡行が中止となった葵祭、祇園祭に続いて五山送り火まで規模縮小とは…。
仕方ないこととはいえ、寂しいことです。
この記事では、来年は通常通りの開催に戻ってくれることを祈って、
去年(2019年)、実家近くの場所から撮った五山送り火の写真を紹介してみます。
左京区のとある場所から撮った五山送り火の写真
ここ数年、送り火の日は如意ヶ嶽(大文字山)の近くにある実家に寄って、そこから家族みんなで送り火を見るのが恒例になっていました。
そんな実家の近くで去年偶然いい撮影スポットを見つけたんです!
↓こんな写真が撮れます。
写っているのは如意ヶ嶽(大文字山)です。
Nikon D500+NIKKOR 35mm f/2D, ISO2500, 1/30, F2
タテにしてみてもいい感じ!
Nikon D500+NIKKOR 35mm f/2D, ISO2500, 1/30, F2
西を向けば、船形(右)と左大文字(左)も望めます。
Nikon D500+NIKKOR 35mm f/2D, ISO2500, 1/20, F2
どれも露出を暗めで撮影&現像しました。
普段なら真っ暗な夜空に送り火の光が浮き上がる情景がうまく表現できていればいいな、と。
ちなみに、撮った場所は地元の人しかいないようなところなのでシークレットで!
でも、撮っている角度(北側から+やや高台)や画角からおおよその目星は付くのかな、と(^^;
2020年・五山送り火規模大幅縮小の詳細
冒頭にも紹介しましたが、今年の五山送り火は大幅に規模を縮小して開催されることが決まりました。
どのように縮小するのかについては↓京都新聞さんの記事によると、
「大文字」は、「大の字」の中心部と頂点、端の計6カ所に点火する。
「鳥居形」は、例年108カ所に松明を設置するが、今年は上部2カ所だけの設置となる。
「左大文字」は、「大の字」の中心1カ所の点火とする。
「船形」は、頂点1カ所の点火とする。
「妙」「法」は、いずれも中央部のみの点火とする。
いずれも、点火の時間は未定。引用元:「五山送り火」今夏は大幅に規模縮小 京都市街からは「炎の点」に、コロナ対策で|京都新聞(リンク切れ)
如意ヶ嶽(大文字山)は↓こんな点灯イメージになるそうです。
あの「大」の字もほぼ読めず…五山送り火、密集避ける
https://t.co/TT9EZkv1xl京都の夏の風物詩で伝統行事の「京都五山送り火」が、 #新型コロナウイルス の影響で規模が縮小されます。「火床」と呼ばれる火をともす場所の数を大幅に減らし、おなじみの「大」などの文字は浮かび上がりません。 pic.twitter.com/SNkYoIFQrP
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) June 27, 2020
こんなんネタかよ…と思ってたら、みんな同じことを感じていたようで。
【編集部】こちらの「五山送り火縮小」記事は本紙記事ではなく現実のものです。下記記事の公開後から、本紙へのアクセスが増えておりますのでお間違えのないようお願いいたします。 https://t.co/2VJYeehgbK
— 虚構新聞速報/編集部便り (@kyoko_np) June 27, 2020
虚構新聞発の情報では無いらしいです(^^;
てか、これはこれで珍しい光景なので、
「この送り火を写真に収めたい!」という人も結構出てくるんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょうね?
いずれにせよ、こんな送り火は今年が最後にして、来年以降は通常の形に戻ってくれることを心から祈ります。
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- 通常の形に復活したのは3年後になりました。
3年ぶり全面点火の2022年五山送り火(大文字)を撮ってきた
京都に住まう男の写真日記【ブログ記事のまとめ】
撮った数が少ないのでこのブログにも載せずにいたわけですが…。
たったの3枚ですけど、せっかくの機会なので載せてみます。