先週末、瀬戸内海の離島・弓削島(ゆげじま)に遊びに行ってきました。
なぜ弓削島なのか?というと、
弟家族が1年前からここに移住していて、久々に会いに行ったのです。
かわいいかわいい甥っ子もいますし(^^
天候にも恵まれ、豊かな自然や人に癒され…。
また行きたいな、という気持ちを強くした旅でした(^^
この記事の目次
弓削島へは新幹線→車(フェリー)で京都から約3時間
弓削島は愛媛県越智郡上島町という自治体にある離島です。
広島県と愛媛県の最北の県境にあって、場所的には広島のイメージが強いです。
(自分もそう思ってました(^^;)
今回は新幹線で新尾道駅に向かい、そこから弟の運転する車で移動しました。
行きしの移動イメージは↓こんな感じ。
しまなみ海道で因島の家老渡港というところまで向かい、そこからフェリーに乗車します。
【家老渡フェリー汽船】 家老渡港 ~ 上弓削港 – 上島町公式ホームページ
といっても、フェリーターミナルにはわかりやすい建物があるわけでもなく、
道路の先に乗船口を空けたフェリーが待っていて、そこに直接乗りつけるスタイル。
そして、運転手(弟)を見るや釣りの話を始める船の切符売りのおじさん(笑
こういう1つ1つのゆるさがいいよねー。
田舎に来たって感じがするぞ(^^
フェリーの乗船時間は5分程度で、あっという間に上弓削港へ。
京都の自宅から出発して約3時間。
ついに弓削島に到着しました!(案外早かった)
弓削島をNikon D500で撮る
以下、このブログの名物企画「Nikon D500で撮る」の最終回(理由は後述(泣))として、
愛機・Nikon D500で撮った弓削の風景を紹介していきます。
防波堤アート「天の花」
島に着いたその日に弟家族に紹介された「島唯一の映えスポット(弟曰く)」が
防波堤アート「天の花(そらのはな)」でした。
「瀬戸内かみじまアートプロジェクト2019」の受賞作品の1つだそうで、
弓削島の最北端に位置する久司浦(くじら)地区の防波堤に描かれています。
作者の日月美輪さん(京都の画家さんだそう!)による↓こちらの動画を見ると、
完成まで凄く大変だったことがわかります。
手伝う人がだんだん増えていく流れがいかにも弓削島らしい…(感動
唯一の映えスポット…とは思わないけど(だって島全体が絶景の宝庫やし)、
これからも島の人たちに大切にされていく場所でしょうね。
久司浦地区・大森神社の鳥居
上の防波堤アートのすぐ近くには大森神社というお社があって、ここの鳥居も結構有名だそう。
上の写真では一切良さが出ていませんが(笑)、
この鳥居は島の観光ガイドには必ず掲載されるシロモノなんだそうです。
上島町のホームページの写真を見ると、「あーなるほどねー」って感じ。
下調べしておけば何か仕込んだのにな(^^;
神社の先には灯台があって、ここまでも足を伸ばせます。
めっっっっちゃいい天気で気持ちいい!!
なのに京都みたいにジメジメしてない!!
なんなんこの最高な天気は!!
灯台から久司浦地区を望む。
海と山と空のコントラストが美しい。
海の駅舎 ふらっと
2日目は弟の電動自転車を借り、1日かけてぐるーっと島を一周。
その最初に訪れたのが海の駅舎 ふらっとでした。
いわゆる観光案内所ですが、中にいた係のおばちゃんがすごく気さくな方で、なんと
と、弟の奥さん経由で自分が島に来ることまで知っていた。
田舎の情報網恐るべし(笑)
…というのは冗談で、オススメの散策ルートやその際の注意点など、
有益な情報をたくさん教えていただきましたm(_ _)m
ひだまり公園
お次はそのまま近所の弓削港周辺に移動。
島唯一のコンビニ(多分)からも歩いてすぐの場所にあるのがひだまり公園です。
いい天気すぎて「ひだまり公園」なんてそのまんまやないですかぁ、とホクホク気分に(^^
この日の夜にはここでお祭りが開かれる(後で紹介)予定で、
写真に写ってないところではその準備が着々と進んでいました。
せとうち交流館
ひだまり公園のすぐ近くにはせとうち交流館という町の観光交流拠点があります。
下がっている垂れ幕、「いらっしゃい」じゃなく「おかえりなさい」なのがいいよね。
弓削明神地区からの絶景
そして。
上の3つの施設がある下弓削地区の北に位置する弓削明神地区では絶景が堪能できます。
こんな最高な景色ありますか?もー(^^
写真だけではあまり伝わってないかもしれませんが、
実際の景色にはこれらに波の音と潮の香りが加わりますから!
海水もまたキレイなんですよね。
Instagramにも投稿してみた。
このあと紹介する東側の海岸線も絶景度では負けてないけど、
「五感に最も響く」という点では、自分の中ではここの景色が一番良かったです。
弓削島東岸 県道からの絶景
その後は下弓削地区を経由して県道172号線をぐるっと反時計回り。
島の東側海岸へと向かいます。
↓下弓削地区にある潮音寺からの風景。
この時点でもそこそこの高さですが、まだまだ登ります。
さらに10分ほど自転車を漕ぐと…海岸線に出ました!
ここから絶景がスタートです(^^
同じような写真ばかりで良さが伝わっているか微妙ですが、
「頑張った先のごほうび(上島町ホームページ曰く)」としては充分すぎるほどの絶景!
動画で見た方が凄さが伝わるかも??
高濱八幡神社(京の小島のエンジェルロード)
県道をぐるっと周って西側に戻ってきました。
上弓削地区の入口にあるのが高濱八幡神社です。
こちらで有名なのが(というか、自分が行きたかったのが)上の写真の左に写っている、神社の裏へと続く道。
その先には「京の小島」という名前の離れ小島があります。
運が良ければ大潮の干潮時にこの島まで歩いて渡れる「エンジェルロード」が現れるらしい!
とのことで、期待して見にいったものの…もちろん空振りでした(^^;
暑さ忘れるわホンマ〜!
海水がキレイなの、わかります??
そりゃ沖縄ほどじゃないけど、瀬戸内海でこの色が出てるって凄くないですか??
コトリエ商店
朝の10時前に出発したのに、気づけば既に夕方4時。
前日上陸した上弓削港にやってきました。
ここからすぐのところにあるのが、コトリエ商店という、この島には珍しいセレクトショップです。
京都からこの島に昨年移住した夫婦がオーナー&店主兼バイヤーを務め、
自分達が魅力に感じた商品だけ、全国各地から厳選して揃えているお店です。
はい、私の弟夫婦が営むお店です(笑
コチラ、ただの店舗に留まらず、
「Challenge & Connect ー挑戦する、繋がるー」をコンセプトに、今後さまざまな試みを行なっていくそう。
コンセプト等について詳しくは以下のアドレスをご覧いただければ。
信号のない離島に、人が「集まる」「繋がる」チャレンジ拠点を作りたい – CAMPFIRE
店主兼バイヤーの麻理子さんと店頭にて。
しゃがんで撮ってるのはカメラマンの甥っ子の目線に合わせるためです(^^
近々テイクアウトでおにぎりの提供も始めるみたいなので、
みなさんも弓削島にお越しの際は是非こちらへ〜。
(と、律儀に宣伝。よくできた兄貴やなー(笑))
峨峨羅神社
そして、この日最後に訪れたのが峨峨羅神社。
コトリエ商店の真ん前の交差点を東に向かい、山道をひたすら登った先にひっそりとあるお社です。
ここからの眺めが最高でしたよ!!!
眼下に広がる上弓削地区の街並み。そしてその先には海と島。
このサイズではわからないかもですが、コトリエ商店もバッチリ写ってます(^^
転倒で愛機D500&レンズが破壊…涙
以上、このブログ最後の「Nikon D500で撮る」をお送りしました。
って、
まだ2日目の途中やん?
と思うでしょ?
それには深いワケがありまして…。
悲劇は峨峨羅神社からの帰り道に起きました。
山頂で写真を撮って
「登った甲斐があったわーん(^^」
とウキウキだった帰り道、
急な下り坂のアスファルトの凸凹に自転車がつまづき、大転倒。
身体はすり傷と打ち身程度で済みましたが、
一番被害が激しかったのが、まさかのカメラ&レンズでした…。
こうならないように気をつけて下ってたのになぁ。
はぁ…(ため息)
というわけで、以後はすべてiPhone 12での撮影となります。
身体も心も痛いけど、切り替えていくぞ!
かみじまふるさと夜市は3年ぶりの開催!
この日は年に一度の夏祭りかみじまふるさと夜市の日。
3年ぶりの開催ということもあり、会場のひだまり公園周辺は
「こんな人どこにおってん??」
という盛況ぶりでした。
(ただ、それでも以前の半分くらいだそう)
夕焼けをバックに甥っ子と撮ってもらいました(^^
上の写真は顔を隠してますが、スタンプの下の本人はメッチャ笑顔なんですよー!
これがまたかわいくて…(伯父バカ
末恐ろしいモテっぷりやわ(笑
お祭りのメインは花火!
これがまた凄かった!!
(と同時に、D500で撮りたかったよー(泣))
上の投稿にも書いてますが、
たまたま遊びに来てこんな凄いのが見れるなんて本当にラッキーでした(^^
最終日はゆめしま海道経由で生口島から尾道へ
最終日は車を使って弟家族と一緒にゆったり観光。
今年3月に全通したゆめしま海道を経由して、岩城島から生口島へ。
生口島の瀬戸田地区→尾道駅周辺をぶらぶらして新尾道駅に向かいました。
まずは生口島の瀬戸田地区へ。
ここでも甥っ子を撮ってしまうおじさん(笑
瀬戸田はレモンの街。
なので、ポストもマンホールもレモン色です。
耕三寺の境内にはハスの花が咲いてました!
その後はしまなみ海道を通って尾道へ。
ここでも甥っ子と戯れるおじさん…(って、もういいっすか??)
甥っ子の方から寄ってくるんだから仕方ないんですよ(笑
ONOMICHI U2という商業施設は外観も中も(置いている商品含めて)オシャレ。
YAMANEKO MILLというカフェでは尾道プリンかき氷を堪能。
最後は義理妹に、このブログ用の自分の写真も撮ってもらいました。
2泊3日の弓削島旅行記のまとめ
以上、2泊3日の弓削島旅行記を写真ふんだんにお送りしました!
まとめると、弓削島は
- 自然豊かだし
- 気温も京都ほど暑くないし
(最終日に行った生口島や尾道よりもマシだった気がする) -
人も暖かいし
(チャリで通るだけで地元の人がみんな挨拶してくれるんですよ?信じられます??)
行く価値大アリな場所です。
先月まで仕事が結構忙しかったり、
そこでストレスを感じたり、
ここに来てからも悲劇が発生したり(これは自業自得)、
この島に行く前&行ってからも心にいろんなモヤモヤがありましたが、
この島がそれら全てを癒してくれました。
自分って、いつも旅行に行ったら京都に帰ってくるたびに
新しいカメラ持ってすぐまた行くから、待っててね!>かわいいかわいい甥っ子へ(^^
【関連記事】
- 【YouTube更新】弓削島に行ってきました【写真で振り返る2024年春愛媛ゆめしま海道旅行】
- この4年前にはしまなみ海道の今治側へ。こちらも絶景でした!
しまなみ海道・来島海峡大橋ライトアップを撮ってきた - その翌日にはこれまた絶景なインスタ映え名所へ。
下灘駅から眺める夕日は噂通りの絶景だった!
2024年春にも再訪しました。
【YouTube更新】弓削島に行ってきました【写真で振り返る2024年春愛媛ゆめしま海道旅行】