人生は何が起こるかわかりません。
今この瞬間は元気でも、突然病気になったり交通事故に遭ったりして死ぬなんて可能性もゼロではありません。
もし今突然人生が終わってしまうとしたら、その時自分はどんな気持ちになるんでしょうか。
多分、数年後に自分がどんな人生を送っているのか、どんな税理士になっているのかを自分の目で見届けずに死んでしまうのは凄く悔しいのではないかと…。
そして、おそらく彼もそんな気持ちで天に昇ったんじゃないかなぁ、と。
この記事の目次
追悼 ホセ・フェルナンデス投手
イチローが所属するマイアミ・マーリンズのエースピッチャー、フェルナンデスが昨日突然亡くなりました。
Statement from the Miami Marlins organization: pic.twitter.com/6A4Rv6m2g9
— Miami Marlins (@Marlins) 2016年9月25日
彼はキューバ出身の24歳のピッチャーです。
喜怒哀楽、特に「喜」と「楽」を前面に出したプレーヤーで、投げているときはもちろん、ベンチにいるときも、見ている我々を楽しませてくれた選手でした。
今年のある日のNHK-BSのMLB中継で、ベンチでマッティングリー監督に肩を組みながら話をしているフェルナンデスの姿を見た解説の小宮山悟さんが
「監督に対してあんな態度はありえない」
と怒っていたこともありましたが、そんな態度が許されるキャラでした。
まだまだ荒削りな面を残しながらも、今年は16勝を挙げる活躍。
投げることはもちろん、打つことにも秀でた才能を持った、間違いなくメジャーでも5本の指に入る投手。
享年24歳。無事であればあと何年プレーして、どれだけの実績を積み上げていけたのかと思うと、本当に残念で仕方がありません。
先月発売されたばかりの「スラッガー」誌のイチロー3,000安打達成記念号にも彼のインタビュー記事が載っています。
彼にはガールフレンドがいて、今彼女は彼との子供を身ごもっているそうです。
それを聞いている状態で改めてこの記事を見ると…。
今はせめて、お腹の中の子に無事に生まれてきてほしいとしか言えません…。
短い間でしたが、印象に残るプレーをたくさん見せてくれて、そして心からイチローをリスペクトしてくれて、本当にありがとうございました。
フェルナンデス投手のご冥福を心からお祈りいたします。
悔いのない毎日を送る決意
冒頭で
「数年後の自分を見届けずに今死ぬのは悔しい」
と書きましたが、そう思える環境に身を置けていることを幸せに感じて、そして、いつまでもそんな気持ちを持ち続けられるように、私も悔いの無い毎日を生きていこうと思います。