京都はもうすぐ秋の行楽シーズンを迎えます。
それに備えて…というわけではないんですが(いや、その気持ちもだいぶあるな(^^;)、先日初めてC-PLフィルターというものを購入してみました。
訳あって(?)予算オーバーの品物を購入する羽目になりましたが、せっかくなので大切に使っていこうかと(^^)
C-PLフィルターとは?
「C-PLフィルター」というのは、デジタル一眼レフカメラのレンズの先に付けるフィルターの一種です。
↓このように、レンズの先に取り付けて使用します。
レンズの先に薄暗いフィルターが付いているのが見えますでしょうか?
一言で「フィルター」と言ってもそれにはいろんな種類があって、
単にレンズの球面を保護するためのものもあれば、
付けることによって撮れる写真に特殊な効果が生まれるものもあります。
「C-PLフィルター」は後者の「付けることによって撮れる写真に特殊な効果が生まれる」方のフィルターです。
付けることによって光の反射が抑えられて、被写体が本来持っている色彩をより鮮やかに写すことが可能になります。
(日本語では「偏光フィルター」と言うそうです。)
なぜか最上級の商品を購入する羽目に…
今回私が買ったのは、C-PLフィルターの中では最上級と言われるケンコー・トキナー社の「Zeta Quint(ゼータ クイント)」。
強化ガラスやジュラルミン枠を採用するなど、贅の限りを尽くした一品(?)です。
パッケージもよくある安っぽい感じではなく、高級感が漂います。
そんな最上級のフィルターで、かつ、フィルター径(レンズによって大きさが違う)もNikonのレンズでは最大のサイズである77mm。
貯まっていたポイントを充当したとはいえ、それでも結構なお値段がかかっちゃいました(^^;
「初めてのC-PLフィルターでそんなイイのを買わなくても…」って思うでしょうが、
実は、発売直後で狙っていた別のフィルター(もう少し安いの)がちょうど品切れで。
「あー、全国的にも品薄でいつ入るかわからないですね…。」(by京都ヨドバシの店員)
なんて言われちゃったので(ホントかよ!)、仕方無く、その場で在庫があった「Zeta Quint」を買っちゃったという訳です。
ま、自分が持っている中でグレード上位2つのレンズ(NIKKOR 20mm f/1.8GとNIKKOR 300mm f/4D)がどちらもフィルター径77mmなので、それらに使うためのものと考えたらちょうどいいだろうということで納得はしていますが(^^;
気になる効果は??
そんな流れで偶然手に入れることになった最上級のC-PLフィルター。
どんな実力を持っているのか確かめたくて、買ったその日にさっそく撮り比べてみました。
(カメラもちゃんと持って行ってたので(笑))
京都駅ビルから京都タワーを狙ってみます。
左(スマホの方は1枚目)がフィルター無し、右(同2枚目)がフィルターありの画像です。
フィルターを効かせている方が色や光にメリハリが出ていますよね!
場所を変えた写真でもう一度比較。
左がフィルターなし、右がフィルターあり。
色鮮やかなのはもちろん、フィルターありの方が壁の跳ね返りも綺麗に写っています。
(逆に跳ね返りを少なくすることも可)
事務所の近所を流れる松ヶ崎疎水分線でも試し撮り。
バックの青空の色が濃い!この色が出るのがPLフィルターの魅力です(^^)
Nikon D500+NIKKOR 20mm f/1.8G, ISO200, 1/3200, F2.8
コスモスのオレンジ色が鮮やかだなぁ、と(^^)
Nikon D500+NIKKOR 20mm f/1.8G, ISO200, 1/1000, F2.8
秋の行楽シーズンが楽しみ!
というわけで、写真撮影がより楽しくなる新兵器を手に入れてみたよというお話でした。
これからの行楽シーズンには大活躍してもらいましょー。
前述のとおり、今回買ったフィルターは幅が77mmのもの。
これは、今私が持っているレンズでは
・AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
・AI AF-S NIKKOR 300mm f/4D IF-ED
・Tokina AT-X 124 PRO
そして、将来買いたいと思っているAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRにも装着が可能です。
ただ、最近買ったばかりの新レンズNIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6Gはフィルター径が72mmなので、こちら用にも別でフィルターを買っちゃおうかと現在画策中です。
ただ、こっちはもう少し安い↓こちらでもいいかな、と。
はぁ。カメラってホントお金がかかりますよね。
頑張って稼がないと(^^;