Nikon D300とD500

Nikon D500購入から半年。D300との違いをまとめてみた

現在の愛機・Nikon D500が発売されてからもうすぐ半年になります。
この間私もD500関連でたくさんの記事を書いてきましたが、その中でも、「とある意外な記事」が今もじわじわとアクセスを集め続けています。
それが、「Nikon D500を店頭で触ってきた!D300との違いはやはり歴然です」という記事。

「D500の発売日にさっそくお店に触りに行って、D300との違いを比較してみたよー。」
という記事です。
内容自体は劇薄なので、見に来て頂いた方には正直申し訳なく感じます(^^;

「ひょっとしたら、D300とD500の違いが知りたいと思っている人は多いのかな?」
と思ったのと、実際、D300とD500のマトモな比較記事はまだ書いたことがなかったので、
今日は、D500を使い始めて約半年の今、私自身が感じているD300とD500の違いについてまとめてみます。

2022年8月追記
D500落下破壊(泣)に伴い、現在はNikon Z 6IIを使っています。
D500との比較もしていますので、よければこちらもどうぞ。
Nikon Z 6IIで初めてのミラーレス。買ってよかった&微妙な点をまとめてみた
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その1:ファインダーの見え方が段違い!

とはいえ、写りがいいとか連写スピードが速いとか高感度性能が高い…なんて記事は過去に散々書いているので、その辺は今日は省略します。

また、前述の「Nikon D500を店頭で触ってきた!D300との違いはやはり歴然です」という記事ではD300との相違点として(簡潔ながらも(^^;)以下の点を挙げています。

  • 軽さ(825gから760gへ)
  • ファインダーの見え方
  • 液晶画面(タッチパネル式&チルト液晶を採用)
  • サブセレクターボタンの存在

この中で今改めて強調したいのは、ファインダーの見え方です。

D500のファインダーに慣れきった今、改めてD300のファインダーを覗いてみると、
「え…。こんなにファインダーが遠くて小さい感覚やったっけ??」
とかなりの戸惑いを覚えます。
遠くのものをまさに「覗いている」感覚なんです。
直後にD500のファインダーを覗いてみると、あまりの近さ&見やすさにもうD300には戻れなくなります(笑

この辺は店頭のデモ機でも体感できるところだとは思いますが、実際に写真を撮ってみるとその違いはもっと実感できますよ。

↓こちらは後ろから撮ったD300(左)とD500(右)の写真ですが…。
後ろから撮ったD300とD500

D500は上位機種の証・丸型ファインダー搭載機種でもありますし(^^)
こういう地味なところの満足感も大きいです。

その2:シャッター音が軽快!

次に撮っていて感じるのが、D500のシャッター音の軽さ、というか上品さです。

D300のシャッター音を文字で表すと
「ガシャッ!」
ですよね。
しかもこの音がまた結構大きいんです。

中のシャッターが派手に動いている感が思いっきりします(^^;
音もそうですが、わずかに振動も感じますし。

場所によっては、撮ることを憚られることもありました。

それに比べると、D500のシャッター音は上品で静かです。
文字にすると「カシャッ!」
「ガシャッ!」じゃなくて「カシャッ!」。とにかく軽い、軽快なんです!

音もうるさくもないですし、シャッター音のせいで撮るのを遠慮するような状況は今は全くありません。

上位機種特有の上品さ、とでも言いましょうか。
これだけでも、買ってよかったと思えているぐらいです。

【追記】
この点に関しては、慣れてしまうとこれはこれで(D500も)うるさいような気はします…。

その3:SnapBridgeが使える!

「SnapBridge」が使えるのもD500の大きな魅力ですよね。

「SnapBridge」とは、NikonがD500の発売に合わせて新たに導入した機能で、
カメラで撮ったJPEG画像をパソコンを使わずにカメラからスマホに直接無線で送信できるというものです。
通信手段はBluetoothを使います。

カメラで撮った画像を直接スマホに送りたければ、
これまでは無線通信機能が搭載されているSDカードを使うなどしか方法はなかったと思うんですが、
SnapBridgeがあればそんな手間も不要です。

この機能のおかげで、友人とのちょっとした写真の共有も凄くやりやすくなりました。
撮った直後に出先からそのまま画像を送れる!というのは大変便利です。

その4:カメラ内でRAWからJPEGに現像できる!

SnapBridge機能はもちろん便利なんですが、使える画像のフォーマットはJPEGのみです。

「じゃあ、RAWで撮る人の場合、SnapBridgeを使いたければRAWとJPEGを同時撮影させなきゃいけないの?」

とD300をお使いの貴方なら思いますよね?
その心配は無用です。

D500では、RAWで撮った写真をカメラ内で現像できます。

多分、最近発売されたカメラをお持ちの方は
「え?そんなん普通やん?」
って、思いますよね?
でも、カメラ内RAW現像機能って、D300にはまだ搭載されていなかったんです。
D300の後継機であるD300sには搭載されているんですが…。

なので、D300からの乗り換え組にとってはこの機能の追加も大きな変化です。

D300もRAWとJPEGの同時撮影は可能でしたが、そんな撮った写真全部のJPEG画像が欲しいわけじゃないですし、いらないJPEG画像が記録されてもあとの処理に困るだけですよね。
(少なくとも私にとってはそうです。)

  • 必要な写真だけをJPEGに変えられる
  • しかもそれがカメラ内で済んでしまう

というカメラ内RAW現像機能はとても便利ですし、しかもこの機能はSnapBridgeがあるからこそ活かされるのではないかと感じています。

その5:動画(しかも4K画質!)が撮れる!

また、D500にはD300ではこれまた未搭載の動画撮影機能が搭載されています。
しかも4K画質に対応!
やろうと思えばD500でYouTube動画を撮ることもできます。

ある意味、ここがD300とD500でダントツに違う部分かもしれないですね。
(9年の時の流れを感じます)

この機能については以下の別記事で詳しく解説していますので、興味のある方はどうぞ!

Nikon D500とD300の違いまとめ

以上、Nikon D500を使い始めて半年が経った今、私自身が感じているD300とD500の違いについて、主に5点挙げてみました。
最後にもう一度その5つをリストアップしておきます。
(各項目へのリンク付きです)

改めて言うまでもなく、D300からD500への機能強化は凄まじいです。
私が気付いていないだけで、ここに書いていること以外にもまだまだ違いはいろいろあると思います。

サラリーマンの方はボーナスももうすぐ出ることですし(※この記事は10月末に書きました)、
「D500、気になるなー」
と思っている方は是非買い換えてしまうことをオススメします(^^)

関連記事

過去にNikon D300で撮った写真のまとめ記事も書いています。
かつて使っていたカメラの写真をご紹介!【Nikon D300編】


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