2年半にも及ぶ改修工事がようやく終了したJRA京都競馬場。
来週22日のグランドオープンを前に昨日今日(4/15、16)の2日間はプレオープンとして無料で入場可能ということで、昨日、さっそく見に行ってきました!
名物の円形パドックとお別れ(記事にしてます)してから約2年半。
一体どんな競馬場に生まれ変わったのか??
写真ふんだんに(その数約80枚!)紹介します。
「ひと足早く、リニューアルした淀の雰囲気を知りたい」という方の参考になれば幸いです。
グランドオープンの初日にも行ってきました。
京都競馬場のグランドオープン初日に行ってきた【写真いろいろ】
この記事の目次
2年半ぶりの淀駅下車、そして京都競馬場へ
2年半ぶりの京都競馬場、そして、2年半ぶりの淀駅臨時改札口です。
…が、連絡通路の景色はほとんど変わりないので(笑)1階に降りてみました。
1階のステーションゲート。ちょっと新しくなってるような、変わらないような??
かつてのパドックの場所は芝生広場へ
かつてパドックがあった場所は芝生広場になっていました。
しかもなぜかベンチが置いてある。
思うんですけど、こういうのってどうせ場所取り野郎の餌食になるじゃないですか。
限られたグループにしか使われないって、もったいなくね??
こんなデッドスペースみたいな使い方するなら(後述する)小さいパドックをもう少しこっちに伸ばせば良かったのに。
(とか言いながら写真たくさん撮ってるけど笑)
完全な推測ですが、最初は多分旧パドックにあったもちの木(名残があとから出てきます)をここに移植する計画だったのかな?
それが、根腐れが酷くて移植できず、結果、中途半端にスペースだけが残っちゃった、とか。
新スタンドは全体的に緑が少ない印象なので、
ここにもちの木の代わりとなる大木を植えてみても良かったんじゃないかなぁ、と思いました。
コントレイル像(新たな待ち合わせ場所になりそう?)
結構似てる気がする!
こだわって作ったという噂どおりの出来。
すごく目立つので、新たな待ち合わせスポットになりそうな気がしますね。
注目のパドックへ
そしていよいよ、個人的に大注目のパドックへ。
写真撮る人ならみんな気になるパドックの様子やいかに…?
見た感じ、案外小ぶりです。
例えて言うなら「ミニ東京」って感じで、
東京競馬場の雰囲気をベースとしつつ、随所に中京競馬場の雰囲気を入れているような。
「前のパドックより収容人員は多い」との報道をどこかで見ましたが、そんなふうには見えないけどなぁ…。
ただ、それだけに、馬との距離は近くて写真自体は撮りやすそう。
とりあえず、阪神みたいな酷いパドックでなくて良かったです(笑
自然光が降り注ぐパドック、最高です。
どっかの欠陥パドック(笑)みたいに変な光が反射したりも無さそう。
スタンド側に来ました。
晴れの日の午後は逆光になるし、こちら側から撮ることはあまりないかな?
パドックとスタンドの間の通路はめちゃくちゃ広くなりましたね。
新スタンド(ゴールサイド)へ
そのまま新スタンドの写真も紹介していきましょう。
まずはスタンド内を中心にいろいろと。
モチノキ時計は2階スタンドに鎮座
旧パドックから伐採されたもちの木で作られた「モチノキ時計」は2階スタンド奥にひっそりとありました。
ロッカー(ダイヤル式。多分無料?)もたくさんありました。これは遠征組には便利ですね。
コース側へ
さて、コース側に出ましょうか!
(つーか、この重い扉必要??開催中はもちろん解放するんですよね?)
…が。
ひたすら雨が降っていたのでこれ以上先(=屋根がないところから)の写真はありません(^^;
4コーナー寄りはこんな感じ。
これで見る限り、4コーナーは結構先まで行けるようになってますよね。
芝2400mのスタート地点にも近寄れるぐらい??
【要注意】新スタンドの観覧席は全てスマートシート=指定席です
新スタンドに関して「ここは要注意かなー」と思ったのが観覧席の運用です。
新スタンドの観覧席は全てスマートシート=指定席に変わりました。
最初は特に混乱しそうですが…。ちゃんと守られるんだろうか。
以前より1席あたりのスペースが広いです。
座席の色が不均一なのも最近の流行り?
スマートシート・スマートシートプラス間の通り抜けは不可
スマートシート(奥)とスマートシートプラス(手前)の間には「通り抜け禁止」の規制線が。
スマートシートプラス(席番号でさ列より上のエリア)は3階からしか入れなさそうで、こちらも要注意かもです。
検量室や関係者席がより近くに
以前はスタンドから見えなかった検量室が見える場所に移設されていました。
調教師や助手さんなど、厩舎関係者の観覧席も凄く近いです。
てか、検量室に降りていく通路が一般客の観覧席の真横なんですけど!
これは嫌なときもあるだろうなぁ…。(馬が負けたときとか)
全体的に、レース→後検量→表彰式の動線がシンプルになった感じがします。
ちなみに、新スタンドは「ゴールサイド」という名称がついています。
2つのスタンドは↓通路で繋がっています。この辺はなんだか東京っぽい。
ステーションサイドがボロいままなのは残念(改修に期待)
ただ、個人的には、ステーションサイドも今回の期間中に手を入れて欲しかったなぁ、と思いますね。
なんせ、新旧スタンドの見た目に落差がありすぎて。
↓これはステーションゲート入場直後の風景ですが、旧スタンド部分は完全に以前のままなので痛みが目立つんですよ(^^;
と期待して入ってすぐに見せられるのがコレは正直ないだろう(せめて塗り替えぐらいできんかったんかい)
とワタクシは思いました。
ステーションサイドは春の開催終了後に改修工事を予定しているそうなので、そこでやるつもりなのかもしれませんが…。
(そうであることを期待します!)
三冠馬メモリアルロード
その他の施設の写真も紹介しておきましょう!
こちらは新たに設けられた「三冠馬メモリアルロード」。
三冠馬の栄光を称えた14頭の馬像が見れるエリアです。
ジェンティルドンナ(手前)とオルフェーヴル(奥)が向き合ってるのが面白い(^^
私が牡馬三冠達成の瞬間を生で見た唯一の馬・ナリタブライアン。
あの日も京都競馬場のリニューアル直後でしたよね。
シンザンはさっきのとは別で立派な銅像もありました。
これ、前からあったような…?(覚えてない
さらに歩を進めると、三冠馬の写真が展示されているエリアもあります。
ライスシャワー碑&馬頭観音
グランドオープン後の出走馬の無事を祈って。
来週のグランドオープンが楽しみ!
以上、この記事ではプレオープンした京都競馬場の写真をたくさん紹介してみました。
と思い、雨が降る中をあえて行ってきましたが、
その狙い通り、人も少なくじっくり写真を撮ることができました。
リニューアル後の雰囲気が少しでも伝われば嬉しいです。
途中、芝生広場とか旧スタンドとか、微妙と感じた点についても忖度なく触れていますが、
総じて言うと素晴らしい競馬場に仕上がっていることは間違いないです。
(旧スタンドは今後の改修工事に期待するとして)
この日は降雨+人が居なくて殺風景な様子でしたが、
おそらく、実際に馬が入ると場内の雰囲気は一変するはず。
快晴の淀で応援馬が走る姿を想像すると…(^^
京都在住の人間にとって、淀で開催がないこの2年半は本当に苦痛でした。
待ちに待ったグランドオープン。来週が心から楽しみです!
→初日に行ってきました。詳しくはこちら!
京都競馬場のグランドオープン初日に行ってきた【写真いろいろ】
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