NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3レビュー

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3は携帯性と堅実な写りが魅力【作例あり】

新たにミラーレス機の世界に足を踏み入れることとなった自分。
愛機・Nikon Z 6IIとともに初めて買ったZレンズはNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3としました。

Z6IIのキットレンズ(NIKKOR Z 24-70mm f/4 S)ではなくあえてZ5のキットレンズを選んだ理由は?
いろいろ撮ってみてのファーストインプレッションとともにまとめます。

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京都の税理士びとう
京都市左京区下鴨を拠点に活動する税理士です。
出身も左京区で、2年ほど大阪に住んでいた時期を除くとずーっと京都在住。
好きなコトやモノへのこだわりが強く、そんなこだわりを写真というフィルターを通じて表現するのを楽しんでいます。
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NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3を選んだ理由

実はこのレンズ、Z6IIを買ったお店では在庫がなく、コレだけ納期が数日遅れとなりました。
Z6IIのレンズキットはもちろん在庫ありで当日持ち帰りも可能。

それなのに、というか、そこまでして(笑)あえてNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3を選んだ理由とは??
ひとことで言うと、一眼レフ機からの継続性です。

AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRを愛用していたが…

私は一眼レフ機(ボディはD500)時代は以下の4つのレンズを使っていました。
(焦点距離はすべて35mm換算・リンク先はそれぞれのタグページ)

中でも使用頻度が高かったのがAF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRで、
超広角〜広角をカバーする焦点距離、そしてその軽さから、「とりあえず持ってこ!」って感じで愛用していました。
過去には↓こんなレビュー記事を書いたこともあります。
関連記事ニコンAF-P DX NIKKOR 10-20mmは旅行のお供に最適なレンズ【作例&レビュー】

夕暮れ時のJR下灘駅

D500と共にお亡くなりに(泣

ところが。
そんな愛用レンズが先日突然D500と共にお亡くなりになってしまい(泣(←詳しくはリンク先にて)
強制的にミラーレス機に移行した結果、使えるレンズのラインナップも以下の2つに減りました。

AI AF Nikkor 35mm f/2DはFTZII経由ではオートフォーカスが働かないのでラインナップから除外

そこで、

  • せっかくなので1本ぐらいはZレンズが欲しいな
  • 標準域をカバーするレンズが1本欲しいな
  • しかも、AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRみたいに軽いレンズがいいな

という3点(特に3点目優先)から、行き着いたのがNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3だったんです。

NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sを選ばなかった理由

前述のとおり、Z6IIにはNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sがキットレンズとして付いてきます。
写りが良いS-Lineレンズだし、F値もf/4通しだし、そんなレンズがお得にキットで買えるし。
もしこのレンズを将来必ず手にするのであれば、ここで買っておくのが明らかに正解です。

ただ、自分にとっては

という理由から、先々もこのレンズは買わないな、というのが明らかだったので、
あえて別売りのNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3を選びました。

びとう
むしろ迷ったのはNIKKOR Z 40mm f/2の方でしたね。
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3と焦点距離は被りますが、こっちは将来買っちゃうかもしれません。

【追記】ホントに買いました(^^;
NIKKOR Z 40mm f/2を値上げの一報に負けて買いました【作例&レビュー】

 
レンズフードは別売りなので併せて買いました。
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3

Z6IIにひっつけても1kgいかない軽さ!
これはD500+10-20mmのコンビ以上です(^^
Nikon Z 6IIとNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3

全長もAF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED+FTZIIとほぼ変わらないという。
Nikon Z 6IIとNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3の全長比較

この携帯性はまさにAF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRを継承するレンズですね!

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3のマウント部のアップ。
「プラマウントが安っぽい」との声も見られますが、
AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRの「ホンモノの安っぽさ」を経験している自分には全く気にならないです(^^;
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3

てか、Zマウントの口径サイズの広さにはビビりますね!
Fマウントと全然違うし…。そして密かに高まる期待(^^

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3作例いろいろ

以下、ここ数日で試し撮りした写真をいろいろ載せてみます。

まず撮ってみたのは手元にあるAF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED(FTZII付き)。
↓こちらは24mmで、

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 24mm, ISO280, 1/25, F4

下は50mm。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 50mm, ISO1000, 1/50, F6.3

どちらもピントが合う部分はシャープ&それ以外はしっかりとボケてくれてますよね。

ミラーレス機導入を機に売却することにしたレンズ3本も記念撮影。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3で撮るNIKKOR Fマウントレンズ
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 50mm, ISO1250, 1/50, F8

左から、AI AF Nikkor 35mm f/2D、Tokina AT-X 124 PRO DX、AI AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED
どれもこのブログにもたくさんの写真を提供してくれた大功労者でした…。寂しい。

びとう
でも、使わず置いとくぐらいなら彼らを欲する誰かの元に出してあげた方がいいですからね。
これまでありがとう。

錦市場〜四条烏丸にて

もちろん外でも撮ってみました。
普段なら絶対に撮らないような場所から(笑
まずは薄暗い夕方の錦市場を抜けて…

Nikon Z 6IIとNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3で撮る京都錦市場
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 24mm, ISO250, 1/25, F4
Nikon Z 6IIとNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3で撮る京都錦市場
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 24mm, ISO100, 1/30, F4

四条通りを烏丸方面へ。

Nikon Z 6IIとNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3で撮る京都四条通り
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 24mm, ISO100, 1/100, F8
Nikon Z 6IIとNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3で撮る京都四条烏丸
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 24mm, ISO100, 1/25, F8
Nikon Z 6IIとNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3で撮る京都四条烏丸
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 24mm, ISO400, 1/25, F8

ビルの外壁の細かな模様までしっかりと描写する解像感。
これは予想以上のキレ味です(^^

五山送り火にて

しっかり写るのは暗い場所でも変わりません。
(8/16五山送り火にて)

2022京都五山送り火
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 24mm, ISO25600, 1/8, F4
2022京都五山送り火
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 50mm, ISO25600, 1/5, F6.3
この日撮った五山送り火の写真は以下の記事でたくさん載せています。
3年ぶり全面点火の2022年五山送り火(大文字)を撮ってきた

京都駅ビル(京都タワー)にて

最後は京都駅ビルから、主に京都タワーを狙って撮ってみました。

びとう
以下の写真はすべてC-PLフィルター Zeta Quint(ゼータ クイント)を付けて撮っています。
Nikon Z 6IIとNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3で撮る京都駅ビル
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 24mm, ISO100, 1/60, F4
Nikon Z 6IIとNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3で撮る京都駅ビル
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 24mm, ISO250, 1/25, F8
Nikon Z 6IIとNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3で撮る京都タワー
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 24mm, ISO100, 1/200, F8
Nikon Z 6IIとNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3で撮る京都タワー
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 50mm, ISO100, 1/400, F8
Nikon Z 6IIとNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3で撮る京都駅ビル
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 24mm, ISO100, 1/25, F8
Nikon Z 6IIとNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3で撮る京都駅ビル
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 24mm, ISO100, 1/60, F4
Nikon Z 6IIとNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3で撮る京都駅ビル&京都タワー
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 24mm, ISO100, 1/500, F4
Nikon Z 6IIとNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3で撮る京都タワー
Nikon Z 6II+NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3, 24mm, ISO100, 1/1250, F4
びとう
写真の腕はともかく、このスペックのレンズでもこれだけしっかり写るかー??
さすが「Zレンズにハズレなし」と言われるだけありますね(^^
と同時に、「もっといいレンズならさらに?」とも思いますが、それはまぁおいおい…。
京都タワーには後日夜にも撮りにいきました。
京都駅ビルから眺める夜の京都タワーのリフレクション
そのときの記事はこちらに載せています。
京都タワーがピンク色にライトアップ!【ピンクリボン京都2022の写真】

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3購入!のまとめ

というように、NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3は私が求める携帯性と堅実な写りを併せ持つレンズです。

ま、単焦点好きにとっては望遠端の解放F値が6.3ってのは正直引くんですが(^^;
でも、そんなカタログスペックを感じさせない写りの良さです。
(というのは見てもお分かりいただけたかと)

コレを買ったことにより、私のレンズラインナップは以下の3つになりました。
(この記事追加後NIKKOR Z 40mm f/2を購入して現在は以下の4つに)

新たな「外出のお供のレンズ」として、Z6IIと共にこれから大活躍してもらいましょう!

【追記】NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3を手放しました…その理由は別記事にて

…という記事を書いておいて何ですが。
この度、NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3を手放すことにしました。
その理由については「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3を手放しました【理由は単焦点愛】」という記事で説明しています。
(タイトルにもあるとおり、単焦点レンズの写りに勝てなかったです…(^^;)


【関連記事】


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