ウォーターハウス4戦目パドック

現在&過去の一口馬主出資馬まとめ【2025年4月現在】

この記事では、私の現在&過去の一口出資馬を紹介します。

2016年にシルク・ホースクラブに入会し、同年の募集から出資を開始。
出資馬選定の基準は

  1. 入厩予定厩舎:応援している高野友和厩舎の入厩馬など
  2. 血統:好きだった馬の産駒
  3. 性別:牡馬優先(引退時期の縛りがないので)

といったあたりですが、基本は❶入厩予定厩舎を重視しています。
すべての馬の一覧は↓以下のとおりです。

重賞勝ち馬はおろかまだオープン馬すら持てていませんが、
いつか自分の出資馬にもG1を勝って欲しい(それが高野厩舎所属馬ならなお最高)と期待しています(^^

ABOUT US
京都の税理士びとう
京都市左京区下鴨を拠点に活動する税理士です。
出身も左京区で、2年ほど大阪に住んでいた時期を除くとずーっと京都在住。
好きなコトやモノへのこだわりが強く、そんなこだわりを写真というフィルターを通じて表現するのを楽しんでいます。
【詳しいプロフィールはこちら】

ウォーターハウス(ショウナンパンドラの20)

ウォーターハウス初勝利ウイナーズサークルにて
  • 2020年産 セン馬 黒鹿毛
  • 父ロードカナロア、母ショウナンパンドラ(母父ディープインパクト)
  • 栗東・高野友和厩舎→井上智史厩舎所属
  • 通算成績:13戦2勝[2,3,0,8](2025/3/19現在)

高野厩舎の活躍馬・ショウナンパンドラの仔にして待望の牡馬。
ただ、だからといって(?)募集総額1億円という超高額設定は正直謎で…。
(ま、そのおかげでこっちは無抽選で出資できたんですが)
それだけ走る可能性が高い、って単純に捉えてもいいのかなぁ??

写真や映像で見る限り、馬体がすっきりしていて大きすぎない点はGood。
中距離で、というよりは短距離向きな感じもするんですが、どうなんでしょうね?

デビュー後の追記

デビュー戦、2戦目と芝のレースで大敗続きでしたが、その後ダートに矛先を変え、
2023年6月3日、デビュー5戦目で待望の初勝利!
とにかくホッとしました!
↓こちらはそのときに撮れた神々しいパドック写真。

ウォーターハウス初勝利のパドック
2023年6月23日撮影

ただ、1勝クラスへの昇級後は苦戦が続く。

ウォーターハウス 9戦目パドック
2024年4月28日撮影
ウォーターハウス 9戦目パドック
2024年4月28日撮影
ウォーターハウス10戦目パドック
2024年6月22日撮影

2024年11月のレースではパドックを素顔で周回!(なんて神々しい〜)

ウォーターハウス11戦目パドック
2024年11月23日撮影
ウォーターハウス11戦目パドック
2024年11月23日撮影
ウォーターハウス11戦目パドック
2024年11月23日撮影
ウォーターハウス11戦目パドック
2024年11月23日撮影

ブリンカーはレースの直前で着用という珍しいパターンで挑むも、結果は直線入り口でバッタリ。
外から馬が来た瞬間に一切走る気を無くすといういかにも気性難な馬のレースぶりに、
2025年1月のレース後にはとうとう去勢されてセン馬になっちゃいました(^^;
これがレースで良い方に向けばいいのですが…。

2025年1月末、去勢の1週間後にノーザンファームしがらきで会ってきました。

撮ってる間も終始落ち着きがなく、
「あぁ、だから去勢されたのか」
と妙に納得(^^;
去勢の効果で大人しくなって欲しいなぁ…。

とか言ってたら、2025年3月5日、新規開業の井上智史厩舎への転厩が発表。
新たな環境で精神面でも変わってくれると良いのですが。
→なんと、3/19、園田競馬場での転厩初戦を見事勝利!!
クラスは上がりますが、これからのさらなる成長と活躍に期待したいです!

ウォーターハウスのブログ記事

インターポーザー(インヘリットデールの22)

インターポーザー デビュー戦レース写真
  • 2022年産 牡馬 黒鹿毛
  • 父エピファネイア、母インヘリットデール(母父ルーラーシップ)
  • 栗東・高野友和厩舎所属
  • 通算成績:4戦1勝[1,0,1,2](2025/3/9現在)

ここからは2023年一次募集で出資した2頭の紹介です。
どちらも高野厩舎所属のおなじみの血統ですが、
1頭目は前年に続き、父エピファネイア×母インヘリットデールの牡馬。
去年より倍率は低かったものの、見事2年連続で抽選を突破してくれました!

募集金額が同じなのに全兄のインファイターより人気がなかったのは
他に魅力的な募集馬が多かったことはもちろん、
インファイターがPOG本などでそれほど評判になっていないのも少しは影響していそうですが、
この血統に私がどれだけ期待しているかはインファイターのところで書いたとおり。

おそらく、インファイターがデビューしたあとは
「来年もこの馬の全弟がいるぞ!」
という評判が立ってくれているハズです(^^

兄貴と揃って、長く活躍して欲しいな!

デビュー後の追記

↑上でこう書いたものの、兄貴は3歳5月で怪我のため無念の引退。
その兄の引退から約4ヶ月。
育成も順調に進み、2歳秋の2024年9月28日、中京競馬場で無事デビューしました。

インターポーザー デビュー戦パドック
2024年9月28日撮影

「気性が怪しい」への対策なのか、デビュー戦からコンプレッションフードを着用。

インターポーザー デビュー戦レース前
2024年9月28日撮影

調べてみたらお母さんもコレを着けて走っていた時期があったようで…血統なのかな(^^;
そんな前評判が嫌われたのかなぜか6番人気という低評価でしたが。
結果は3着と好走!

インターポーザー デビュー戦レース写真
2024年9月28日撮影

そして2戦目にはあっさり勝ち上がり!!

インターポーザー初勝利 レース写真
2024年12月1日撮影
インターポーザー初勝利 ウィナーズサークルにて
2024年12月1日撮影
インターポーザー初勝利 ウィナーズサークルにて
2024年12月1日撮影

さらには。
3戦目に選んだレースは京成杯(G3)。
私自身、出資馬で初めての重賞出走でした。
それが高野厩舎所属馬で叶ってくれて嬉しい〜!

インターポーザー 京成杯パドック
2025年1月19日撮影
インターポーザー 京成杯パドック
2025年1月19日撮影

↓これ、勝ったみたいに見えるでしょ(結果は12着

インターポーザー 京成杯レース写真
2025年1月19日撮影
インターポーザー 京成杯レース後
2025年1月19日撮影

結果は残念ではあったものの、これが彼の全能力ではないハズなので。

この重賞出走の10日後にはノーザンファームしがらきで会ってきました。

貴重な素顔写真!!
しかも、(同じ日に見た)ウォーターハウスとは比べ物にならないぐらいおとなしい。
スタッフさんも
「去年よりだんだん大人になってきてますよ」
とおっしゃっていたので、そのうちレースでも素顔で走ってくれるようになるかもしれません。
(というか、なって欲しいと期待(^^)

その次の出走は2025年3月9日・自己条件のアルメリア賞(阪神芝1800m)。
大人になってきているということなのか、ここはデビュー以来初めてコンプレッションフードを外して出てきました。
(ただ、だからなのかいつもよりちょっとうるさかった(^^;)

インターポーザー 4戦目パドック
2025年3月9日撮影
インターポーザー 4戦目パドック
2025年3月9日撮影

レースはアツヤを背に2番手を追走も、そこから伸びきれず6着…。

インターポーザー 4戦目レース写真
2025年3月9日撮影
インターポーザー 4戦目レース写真
2025年3月9日撮影

気性面がジャマをしてか、なかなか伸びきれない現状ですが、
しがらきのスタッフさんが
「オープンまで行ける素質は感じます」
とおっしゃるその言葉を信じて見守っていきましょう。
兄貴の分も怪我だけには気を付けて、これからも頑張っていって欲しいです。

チェルビアット(キューティゴールドの22)

チェルビアット デビュー戦レース写真
  • 2022年産 牝馬 鹿毛
  • 父ロードカナロア、母キューティゴールド(母父フレンチデピュティ)
  • 栗東・高野友和厩舎所属
  • 通算成績:6戦1勝[1,1,1,3](2025/4/13現在)

2頭目は、またまた今年もキューティゴールドの仔です。
ブルヴェルソンローマンネイチャーアイリーンに続いてこれで4頭目となります。

ただ、この馬の違うところは父がキンカメ系のロードカナロアである点。
キューティゴールドの仔で父がサンデー系以外なのは意外にもこの子が初めてです。

アイリーンのところで「父に軽さを求める傾向のあるキューティゴールド」という私の印象を書いていますが、
そういう点からすると、父がロードカナロアになったのはある意味打ってつけ。
とはいえ、ロードカナロアってなんか当たり外れが激しくないですか??
2020年産を見ていると、ずっこけている良血カナロア産駒が結構目立つ気がして…。

この馬は一次募集で満口にならなかった数少ない馬の1頭ですが、
おそらく、そういった部分への不安+牝馬の割に高額な募集総額(5,000万円)というのが影響したのかなぁ、と。
(1歳上の牡馬オールナット(父サトノダイヤモンド)でも6,000万円だったし…。)

ただ、逆に言えばそれだけ可能性を秘めた馬だということ。
「牝馬の高野厩舎」のパワーを借りて、募集総額に見合った活躍を期待します(^^
お姉さんアイリーンの無念を一緒に晴らそう!

デビュー後の追記

その後は育成も順調に進み、2歳10月、秋の京都開催の開幕週に無事デビュー。
私にとってはインターポーザーに続き2週連続の出資馬デビューとなりました。

チェルビアット デビュー戦パドック
2024年10月6日撮影
チェルビアット デビュー戦パドック
2024年10月6日撮影

高野先生と担当さんによるWなでなで(^^

チェルビアット デビュー戦パドック
2024年10月6日撮影

レースは前週のインターポーザーに続き3着という結果に。

チェルビアット デビュー戦レース写真
2024年10月6日撮影
チェルビアット デビュー戦レース写真
2024年10月6日撮影
チェルビアット デビュー戦レース写真
2024年10月6日撮影

素顔で走ってくれてるのがいいですねー(^^

中間の追い切り時計がピンと来なかったのでレース前は正直半信半疑でしたが、一応格好は付けてくれたのでひと安心でした。
(もっと微妙な結果も覚悟していたので(^^;)
当日の馬体重が494kgと、体が大きいのも好印象。
これまで私が出資してきた牝馬は小さくて馬体の維持に苦労している子が多かったけど、そんな心配はいらないっぽい??

その後、2戦目の未勝利戦(雨のため観戦に行かず)は落鉄の影響もあってか5着。
そして迎えた3戦目。

チェルビアット 3戦目パドック
2024年12月14日撮影

1800mへの距離延長&牝馬限定戦で前進を期待したものの、結果は微妙に着順を落として6着。

チェルビアット 3戦目レース写真
2024年12月14日撮影
チェルビアット 3戦目レース写真
2024年12月14日撮影
チェルビアット 3戦目レース後
2024年12月14日撮影

伸びそうで伸びないレースぶりや調教の時計などを見ていると、ダートが向きそうな気もするんですが…どうなんだろ。
(父もカナロアだし。)
とりあえず早く1つ勝って落ち着きたいですね。
→とか言ってたら、この次のレース・2025年2月16日の小倉芝1200m戦で見事初勝利!
ダートではなく短距離でしたね(^^
これで長い目で見ていけるのは大きい!!

さらにさらに。
驚かされたのがその次に出走したフィリーズレビュー(G2)でした。
私自身、1月の京成杯に続き2度目の重賞挑戦です。

チェルビアット フィリーズレビューパドック
2025年3月8日撮影

キラリと光るえんじ色(G2)の重賞ゼッケン。

チェルビアット フィリーズレビューパドック
2025年3月8日撮影

小倉の芝1200mの未勝利戦を勝ったばかりの格上挑戦で、しかも桜花賞トライアルのG2で。
単勝万馬券の14番人気も「そらそうよ、おーん」てな感じだったんですが…。

チェルビアット フィリーズレビューレース写真
2025年3月8日撮影
チェルビアット フィリーズレビューレース写真
2025年3月8日撮影
チェルビアット フィリーズレビューレース写真
2025年3月8日撮影

なんと、最後の直線で大外から上がり3ハロン最速タイの脚を使って2着に好走!!
桜花賞の優先出走権をゲットしてしまいました。

まさか自分の出資馬が、しかもなじみのキューティゴールドっ子で、G1に出ることになるとは(驚

というわけで、2025年4月13日、桜花賞。
夢のG1ゼッケンです。

チェルビアット 桜花賞パドック
2025年4月13日撮影

この日はご覧のとおり、あいにくの雨模様。
ただ、最初の2周は高野先生も一緒に歩いてくれました。

チェルビアット 桜花賞パドック
2025年4月13日撮影
チェルビアット 桜花賞パドック
2025年4月13日撮影

レースは後方追走から最後の直線は大外へ。

チェルビアット 桜花賞レース写真
2025年4月13日撮影
チェルビアット 桜花賞レース写真
2025年4月13日撮影
チェルビアット 桜花賞レース写真
2025年4月13日撮影
チェルビアット 桜花賞レース写真
2025年4月13日撮影
チェルビアット 桜花賞レース写真
2025年4月13日撮影

前には離されたものの、上がり4番目の脚を使って6着まで追い込みました。
出るだけでも大変なG1で、しかも6着なんて。
ついこないだまで「1つ勝てるかどうか」を心配していた馬の成績とはとても思えない(^^

次走は5/11・東京のG1NHKマイルCを予定しています。
松国厩舎ファンにとって思い入れの強いG1・NHK杯マイル(←松国先生的呼び方笑)にまさか自分の出資馬が出走するなんて…!
だからこそ、今はとにかく無事に。それだけを願います。

オーロアルジェント(キューティゴールドの23)

  • 2023年産 牝馬 黒鹿毛
  • 父シルバーステート、母キューティゴールド(母父フレンチデピュティ)
  • 栗東・高野友和厩舎予定
  • 通算成績:0戦0勝(デビュー前)

ここからは2023年産・2024年の一次募集で出資が確定した2頭の紹介です。
まず1頭目は、またまたまたまた(笑)おなじみの血統・母キューティゴールド。
ブルヴェルソンローマンネイチャーアイリーンチェルビアットに続き5頭目の出資です。
噂ではこの仔がキューティゴールドの最後の産駒ということで、ここまできたらそれは行っとかないと!

…って、実際は高野厩舎入厩予定馬3頭のうちほかの2頭(母キラモサ&母インヘリットデール)が抽選負け&実績不足で出資が叶わず、
一次募集で満口にならなかったこの仔が唯一残った、というだけなんですが(^^;

とはいえ。
1歳上のチェルビアットも同じ流れで出資できましたし、
そのチェルビアットも結構走るんじゃないかと評判になってますから。
高齢の母から走る仔が出ることは意外とありますし、父がディープインパクト系に戻ることもこの仔に関してはプラスに捉えたいですね。

サントマーレ(リミニの23)

  • 2023年産 牡馬 鹿毛
  • 父ロードカナロア、母リミニ(母父ディープインパクト)
  • 美浦・尾関知人厩舎予定
  • 通算成績:0戦0勝(デビュー前)

2023年産の2頭目は一次募集ではプロトアステール以来の「非・高野厩舎所属馬」。
しかも珍しく関東馬です。

この仔に出資した理由は、
高野厩舎3頭のうちオーロアルジェントしか出資が叶いそうにない(そして実際にそうなった)中で、せめてもう1頭は出資したいなと思ったこと。
で、元高野厩舎所属馬の下で自分の実績でも通りそうな馬に何頭か申し込んだところ、この仔が当たりました(^^
(ちなみにこの仔の上はバルレッタ。あと、おじにポルトドートウィユ&ポルトフォイユ兄弟もいます。)

映像を見る限り、馬体はデカくてゆるゆるだし、それでいて歩様も硬いし。
なんだかいかにもダートに行きそうな匂いがプンプンしますが、それはそれで良し。
尾関先生は天栄との連携も上手いですから、いい感じに調整してくれるのではと期待しています。
なんか、いかにもルメさんが乗って東京1600mダートあたりを走ってそう(笑

過去の出資馬(引退)

ここからは既に引退した過去の出資馬を紹介していきます。

ブルヴェルソン(キューティゴールドの15)

ブルヴェルソンがダート替わりで期待どおりの初勝利!
  • 2015年産 牡馬 栗毛
  • 父ダイワメジャー、母キューティゴールド(母父フレンチデピュティ)
  • 栗東・高野友和厩舎所属
  • 通算成績:11戦2勝[2,0,0,9]

初めての出資馬。すべては彼から始まりました。
「高野厩舎の所属馬に出資したい」という理由で始めた一口馬主の1頭目に厩舎なじみの血統馬に出資できた(=彼に残口があった)ことは幸運でした。
順調に初勝利も経験させてもらえましたし。

惜しむらくは2歳秋、初勝利を挙げた直後の骨折さえなければ。
もっと言うと、怖がりだという性格が違っていれば。
血統や馬力からするともっとやれたのになぁ、という後悔(なんだろうかこれは)も残っている馬です。

ブルヴェルソンのブログ記事

クレッセントムーン(スカイクレイバーの16)

クレッセントムーン6戦目パドック
  • 2016年産 牡馬 栗毛
  • 父ヘニーヒューズ、母スカイクレイバー(母父サンデーサイレンス)
  • 栗東・高野友和厩舎所属
  • 通算成績:15戦3勝[3,1,3,8]

一口通算2頭目の出資馬も高野厩舎の栗毛の男馬でした。
ただ、こっちの方がやや毛色が濃い(栃栗毛に近い?)ですね。

彼には一口馬主として初めて口取りを経験させてもらいました。
そのときの記事一口馬主として口取り写真に初参加!【愛馬2頭驚きの同日V】

また、私にとっては現在唯一3勝以上を挙げた馬であり、生涯プラス収支の馬でもあります。
「さぁこれから!」というときに腰をケガして引退してしまったのは残念でしたが…。
500kg以上ありながらも全体的に線が細くて、
パンとすればどれだけ走れたんだろう、と思わせてくれる馬でした。

クレッセントムーンのブログ記事

プテリュクス(ゴールドティアラの16)

  • 2016年産 牝馬 栗毛
  • 父スマートファルコン、母ゴールドティアラ(母父Seeking the Gold)
  • 美浦・大竹正博厩舎所属
  • 通算成績:1戦0勝[0,0,0,1]

このブログでは一切話題にしてませんでしたが、
クレッセントムーンと同世代でもう1頭じみぃーに出資していました(^^;
「クレッセントムーン以外にもなにか出資しようかな」
と思っていたところで大好きだったゴールドティアラっ仔の残口を発見→飛びついた次第です。

ただ、この仔もなかなか順調に行かなくて、
ようやくデビューしたと思ったらその1戦限りで残念ながら引退に。
というか、この仔に関しては「よくデビューまで辿り着いた」という表現が正しかったのかもしれません。

ちなみにここまでの出資馬はみんな栗毛ですが、その流れは次の彼で止まることに。

ハーツクリスタル(ペンカナプリンセスの17)

ハーツクリスタルとライアン・ムーア
  • 2017年産 牡馬 鹿毛
  • 父ハーツクライ、母ペンカナプリンセス(母父Pivotal)
  • 栗東・高野友和厩舎所属
  • 通算成績:2戦0勝[0,1,0,1]

我が出資馬初の栗毛以外の馬。
そして、初めてのハーツクライ産駒の出資馬です。

デビュー戦はマイルCS当日の京都芝2000m。(あのダイワスカーレットと同じ!)
鞍上はライアン・ムーアで、単勝は1.9倍の1番人気。

これでもか!!っていうぐらいに初めての経験ばかりでメチャクチャ期待しましたが、
ここで2着に負けてしまったことがその後の運命を分けた気がします。
(ちなみにそのレースの勝ち馬はその後オープンまで行ったディアマンミノル

2戦目で6着に負けた直後に膝の骨折が判明。
その後、復帰を目指す過程で別の箇所にも故障が見つかり、残念ながらそのまま引退となってしまいました。

1歳の募集時点で膝の骨片を手術していたような馬だったので、
元々脚元が弱かった、といえばそうなのかもしれませんが…。
晩成タイプの血統だけに、脚元さえ無事なら長く活躍してくれたのかも、と思うととっても残念!

一口馬主ってなかなかうまくいかないんだなぁ、ということを改めて実感させてくれた馬でした。

ハーツクリスタルのブログ記事

カラレーション(カラフルブラッサムの18)

カラレーション
  • 2018年産 牝馬 黒鹿毛
  • 父キングカメハメハ、母カラフルブラッサム(母父ハーツクライ)
  • 栗東・松下武士厩舎所属
  • 通算成績:25戦2勝[2,2,3,18]

私には珍しい、高野厩舎所属馬でない牝馬の出資馬です。
一次募集でブレーヴジャッカル(募集当時高野厩舎入厩予定)に申し込んだものの
抽選に外れてしまったことが縁で彼女に出資できました。

未勝利をなかなか勝ち上がれずにいましたが、ラストチャンスの地方交流戦で見事勝利!
その後1勝クラスも勝ち上がり、2勝クラスでも2着・3着計3度の活躍。
彼女のおかげで「西村淳也推し」が始まった、そういう意味でも思い出の馬です。
出走応援目的で、16年ぶりに小倉競馬場に連れて行ってくれたりもしました。

420kg前後と小さい体でしたが、無事、怪我なく6歳3月の引退を迎えてくれました。
能力的にはもっとあった馬だと思うので、将来彼女の子供がシルクで募集されたら是非出資したいですね。

カラレーションのブログ記事

リンドラゴ(ワイオラの19)

リンドラゴ 21戦目ウィナーズサークル
  • 2019年産 牡馬 黒鹿毛
  • 父ミッキーアイル、母ワイオラ(母父Sadler’s Wells)
  • 栗東・高野友和厩舎→杉山佳明厩舎所属
  • 通算成績:24戦3勝[3,5,1,15]

地味目ながらも厩舎に縁のある血統+牡馬ということで、
ローマンネイチャー(後述)とともに出資を決めた馬です。
デビュー前にDDSPの症状が見られるなど気になる点を抱えながらも無事勝ち上がり、その後1勝クラスも突破!

リンドラゴ9戦目 レース後の口取り写真
2023年4月1日撮影

このとき(記事にしてます)はレース後に嘶いたり、4歳11戦目にしてパドックで馬っ気を出したりと、心身ともにまだまだ成長途上な彼。
どこまで登っていってくれるか、楽しみです。
大敗続きで厩舎から出されないように頑張れ!

その後の追記

…とか言ってたらホントに厩舎から出されてしまい(大敗続きでもなかったんですが…笑)、現在は栗東・杉山佳明厩舎所属となっています。
馬装も高野厩舎仕様から杉山佳明厩舎仕様に変わりました。

リンドラゴ 16戦目パドック
2024年3月31日撮影

転厩後は2勝クラスの壁に当たっていましたが、
徐々に脚の使い方を覚え、2024年4月27日のレースではハナ差の2着と好走!

リンドラゴ 2024年4月27日パドック
2024年4月27日撮影
リンドラゴ 2024年4月27日レース
2024年4月27日撮影
リンドラゴ 2024年4月27日レース
2024年4月27日撮影
リンドラゴ 2024年4月27日レース後
2024年4月27日撮影

その後も2着、2着、4着と好走を重ね、2024年9月29日にはついに2勝クラスを卒業!

リンドラゴ 21戦目レース写真
2024年9月29日撮影
リンドラゴ 21戦目ウィナーズサークル
2024年9月29日撮影
リンドラゴ 21戦目ウィナーズサークル
2024年9月29日撮影

まさか素顔でウィナに出てきてくれるとは!見に行っててよかった(^^

3勝クラスの昇級初戦も3着に頑張りました。

リンドラゴ 22戦目本馬場入場
2024年10月27日撮影
リンドラゴ 22戦目レース
2024年10月27日撮影

この調子で3勝クラスでも頑張ってくれるかな、と期待していたんですが、
2025年2月のレース中に骨折を発症。
現役続行を視野に手術に踏み切ったものの回復が見込めないとのことで、残念ながら引退となりました。

募集価格を考えると十分な活躍をしてくれましたが、
まだまだ気性面で幼さを残していただけに、もう少し現役生活を見たかったですね…。

リンドラゴのブログ記事

ローマンネイチャー(キューティゴールドの19)

ローマンネイチャー 萬代橋特別パドック
  • 2019年産 牡馬 鹿毛
  • 父ディープインパクト、母キューティゴールド(母父フレンチデピュティ)
  • 栗東・高野友和厩舎所属
  • 通算成績:2戦0勝[0,0,0,2]

ブルヴェルソンに続き、キューティゴールドっ仔2度目のチャレンジ。
ディープインパクト産駒募集総額1億円超の馬への出資はどちらもこれが初めてでした。

それだけに大いに期待していましたが、
2歳6月のデビュー戦でアクシデントに見舞われ(詳しくはリンク先にて)
その後屈腱炎を発症し、現在も休養中です。

デビュー戦の内容(大きく出遅れながらも後のG1馬キラーアビリティに先着)からも
能力は間違いなくあると思うので、なんとか復帰して欲しいし、その日が来るのが待ち遠しいです。
デビュー戦は見に行けなかったので、そのときは現地で写真撮りたいなー。

その後の追記

その後2年4ヶ月の休養を経て2023年10月28日に復帰。
上で書いていたとおり、レースも見に行ってきました。
そのときの記事ローマンネイチャー2年4ヶ月ぶりの復帰戦を観に新潟競馬場へ

が、その後屈腱炎が再発。結果的にこれが最後のレースとなってしまいました。
一度でも会えたことは良かったのですが、無事であればどんな活躍を見せてくれたんだろう…。

ローマンネイチャーのブログ記事

アイリーン(キューティゴールドの20)

アイリーンデビュー戦
  • 2020年産 牝馬 黒鹿毛
  • 父ブラックタイド、母キューティゴールド(母父フレンチデピュティ)
  • 栗東・安田翔伍厩舎所属
  • 通算成績:5戦0勝[0,0,0,5]

2022年春に行われた追加募集で仲間入りした馬です。
これまたおなじみキューティゴールドっ仔(これで3頭目)。
ただ、兄のブルヴェルソンローマンネイチャーと違い、こちらは牝馬で安田翔伍厩舎所属です。

「ちょっと割高感あるけど、なじみの血統やしとりあえずいっとくかー」
ってな感じで申し込んだらそのまま当たってしまいました(^^;

この馬で気になるのは父がブラックタイドというところですよね。
基本重たい種馬なので、父に軽さを求める傾向のあるキューティゴールドと果たして合うのか??という疑問は大いに持ってます…。
もし走っても多分ダートなのかな。

とはいえ。
既に入厩するところまでは来ているので、このまま無事に行ってもらいたいですし、
厩舎が変わることで新味にも期待したいです(って、お前がそれを言うな(笑))

デビュー後の追記

2023年1月29日、芝2000m戦でデビューして結果は5着でした。
勝てなかったけど見どころのあるレースぶりで、意外と芝でも走ってくれそうかも??

→その後芝で4戦するものの結局勝てず、最後は屈腱炎を発症して引退でした。
最後2戦は馬の調子自体も悪かった感じですが、一度はダートを試して欲しかったなぁ…。

アイリーンのブログ記事

インファイター(インヘリットデールの21)

インファイター4戦目レース後口取りにて
  • 2021年産 牡馬 鹿毛
  • 父エピファネイア、母インヘリットデール(母父ルーラーシップ)
  • 栗東・高野友和厩舎所属
  • 通算成績:6戦1勝[1,4,0,1]

2022年一次募集で仲間入りした馬の1頭目です。
今年はこの馬に一番出資したかったので、念願叶って本当に嬉しいです!
(1/3の抽選確率をよくぞ突破したなぁ、と)

この仔は何と言っても血統が魅力です。
お母さんのインヘリットデールは元高野厩舎の所属馬。
インヘリットデール

そして、その母フサイチエアデールは大好きだった松国厩舎を代表する活躍馬でもあります。
エアデの血をひく馬が高野厩舎に入る。しかも牡馬。
これに期待しない松国&高野ファンがどこにおんねん!?って感じでしょう(^^

ウォーターハウスが見立てどおり短距離に行ったとしても、この仔はおそらく芝の中距離向きのハズ。
インヘリットデール

新装なった淀のターフを母と同じように1着で駆け抜ける日が待ち遠しいです!

デビュー後の追記

2023年10月15日、G1デーの京都芝1800m戦でデビュー。
鞍上ルメールで1番人気で、私自身初の新馬勝ちなるか!?でしたが…結果は惜しくもハナ差2着。
トゥザヴィクトリーの牝系の馬に負けちゃったというのがまた…(TT)

でも、素質があることはわかったので、今後もとにかく無事にいってくれれば!
→その後も2度2着が続きましたが、2024年1月13日、デビュー4戦目でついに初勝利!
インファイター4戦目でやっとやっとの初勝利!【4戦の写真全部見せます】

その後、2/17の昇級初戦は6着に敗れるも、
インファイター 5戦目レース後

5/11のあずさ賞では2着と好走。
インファイター 引退レースパドックにて

インファイター 引退レース返し馬 インファイター 引退レースにて

今後が大いに期待されましたが、なんとレース後に重度の屈腱炎発症が発覚し、無念の引退…。

インファイター 5戦目パドック

能力は凄くある馬だったので、これから成長すればどれだけ走ってくれるんだろう、と楽しみにしていたのですが…。
この無念はきっとインターポーザーが晴らしてくれるはず。(そう自分に言い聞かせてます)

インファイターのブログ記事

レイナドラーダ(ショウナンパンドラの21)

レイナドラーダ デビュー戦パドック
  • 2021年産 牝馬 栗毛
  • 父レイデオロ、母ショウナンパンドラ(母父ディープインパクト)
  • 栗東・高野友和厩舎所属
  • 通算成績:4戦0勝[0,0,0,4]

2022年一次募集で仲間入りした馬の2頭目は母パンドラの女の子です。
インファイターが当たるかどうかわからなかったので、
「せめて1頭は厩舎の馬に確実に出資したい」
という思いで申し込みました。(結果実績枠で当選)

とはいえ。
実は、牝馬にしては値段も高いので最初は見送ろうと思ってたんです。
その気持ちが根底から変わったのは↓この写真を見たときでした。

この気品溢れる姿が栗毛好き(ワタクシ)の心を鷲掴みにしました(笑

びとう
この見た目はヤバい!これはもう「牡馬優先」なんて言ってられん!!

って感じで。

募集総額の5,500万円は確かに高額ですが、巷には

牡馬(ウォーターハウス)が牝馬に変わっただけで1億円が5,500万円になるならむしろ割安
という意見もあります。(って、私の友人の発言ですが)

なんにせよ楽しみな1頭ですよね。
デビューの際は是非、メンコ着用ではなく素顔でお願いします(笑

デビュー後の追記

育成段階で順調さを欠いた影響もあってデビューは遅れましたが、2024年3月30日、鞍上西村淳也でついにデビュー!
残念ながらメンコ着用でしたが、募集時に惚れ込んだかわいさは変わってなかった(^^

レイナドラーダ デビュー戦パドック
2024年3月30日撮影

芝の競走となったこの日は12着と大敗したものの…。

レイナドラーダ デビュー戦返し馬
2024年3月30日撮影

ダートに替わった2戦目は追い込んで6着!

レイナドラーダ2戦目最後の直線
2024年6月8日撮影

淀のパドックで撮る彼女もやっぱりカワイイ〜。

レイナドラーダ2戦目パドック
2024年6月8日撮影
レイナドラーダ2戦目パドック
2024年6月8日撮影

あまりのかわいさになでなでおじさん先生も満面の笑顔でなでなで。

レイナドラーダ2戦目パドック
2024年6月8日撮影

そしてアツヤもなでなで!

レイナドラーダ2戦目パドック
2024年6月8日撮影
レイナドラーダ2戦目パドック
2024年6月8日撮影

パドックでこんなご満悦なアツヤの表情、珍しいぞおい笑

ただ、続く3戦目(詳しくはこちら)も7着に終わり…、

レイナドラーダ 2024年7月21日未勝利戦パドック
2024年7月21日撮影

最後のチャンスだった8/25のレースも7着と勝ち上がれず。
残念ながらここで引退となりました。

父が父だから…という向きもあるでしょうが、
彼女の場合はそれよりもとにかく、1歳のときの骨折が痛かった。
次の↓プロトアステール同様、成長期の骨折はやはりその後に影響するな、と実感した次第です。
彼女が骨折していない世界線が見たかった…。

レイナドラーダのブログ記事

プロトアステール(ターシャズスターの21)

  • 2021年産 牝馬 鹿毛
  • 父キンシャサノキセキ、母ターシャズスター(母父Spanish Steps)
  • 栗東・寺島良厩舎所属
  • 通算成績:5戦0勝[0,0,1,4]

そして、2022年一次募集の最後の1頭。
高野厩舎じゃないし牝馬だし血統も地味だし…。
意外な馬に思えますが、あえていきました。

上で紹介した2頭はどちらも抽選落ちの可能性があったので、
「1頭確実に出資できる=満口になりそうにない馬を」
というのが理由としては大きいのですが(結果こちらも実績枠で当選)、
それら人気薄な馬の中でも彼女を選んだ一番の理由は、寺島良厩舎という点です。

寺島先生は高野先生同様、調教助手時代に松国厩舎に勤務されていた方で、
松国先生の引退の際には↓高野先生と並んで記念撮影にも収まっていました。(左から3人目)

厩舎開業後も着実に実績を積んでいて、最近では今村聖奈騎手の師匠としてもお馴染みの方。
そんな「寺島厩舎の世界」を出資馬を通じて垣間見たい気持ちになりました。

デビュー後の追記

2023年8月27日、2歳の夏に無事デビューを迎え3着と好走するも、
そのレース中に左トモを骨折してしまい、ここから約8ヶ月休養。
2024年4月にようやく復帰を果たし(6着)、その後も3戦したものの、デビュー戦で見せた走りは見られず、結局5戦未勝利で引退となりました。

彼女が骨折していない世界線が(しつこい
そして、この世代は3頭出資したにも関わらずみんな既に引退済み。
しかも、3頭共が何らかの形で故障禍にみまわれたという…。哀しい(TT)

1頭でも多くの馬の悔いなき活躍を願って!

以上、この記事では私の現在&過去の一口出資馬をコメント付きで紹介してみました。

びとう
こうしてまとめてみると、引退した馬はいずれも「無事ならもっと…」と思わせてくれた馬ばかり。
1頭でも多くの現役出資馬たちが悔いの残らない活躍ができますように!

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